hobby
     前住職の唯一の趣味を仕方なく引き継ぎました。薪ストーブの暖かさは格別です。
   原油高騰の折、やっと日の目をみました。以前は、ただの変わり者と思われていましたが・・・。
   26シーズン目になります。(2014年)

   薪ストーブのきっかけ  1988年    薪の年間使用量   2014年
   六角ヤスリ       2014年 春    極太と格闘        2015年 春
   エンジン不調     2016年 春    今年の薪は・・・    2017年 春
   応援が来た      2017年 5月下旬  



2代目の薪ストーブ(2008年設置)
薪は3割減、遠赤外線で暖かいという、
謳い文句の通り、暖かさの質が違います。
外が零度でも、朝起きたときには
15ー20度前後を保ち、
半そでのTシャツ1枚で過ごしています。
前夜の残り火があるので、着火が簡単。
着火後10分ほどで暖かくなります。



切って、割って・・・



いただく薪の多さに、
たまらず薪小屋を増設 (2009年)



さらに 3棟増設(手作り、2011年)
それでも入らない・・・



捨てネコの 「マリ」が 熟睡中。
ネコは丸くなって寝ないこともあると
知りました。
彼女が、いつも特等席を占領している。

  

冬のお楽しみは、焼きいも
アルミホイールで2重に包み、ストーブに放り込んで
普通の大きさなら約20分。
さつま芋は、「なると金時」が最高。
 外はカリカリ、中はホクホク・・・。

でもジャガイモの方が好き。塩コショー、マヨネーズ
マーガリンでも美味しいが、こればかりは
雪印 北海道 バター
でなければならない。


初代のストーブ。夏にジャマにならないよう、
壁に埋め込み式を選択。
70cmの薪も入りました (1988年)
20年間お世話になりました。



春、駐車場に梨の木が運び込まれる。
1/3は搬入者が不明



小屋に積む。  梨の木が7割



こいつのパワーは凄い。
堅いケヤキばかりを割っていたら
刃の反対側のストッパーが壊れてしまいました。
地元の鉄工所で溶接して直してもらい
修理代 25,000円ナリ。



同床異夢・・・




床、天井、壁などを リフォームしました。


薪ストーブのきっかけ 1988年

  寒くなってきました。灯油の値があがり暖房費の節約を本気で考えなければなりません。でも大丈夫、 この時にこそ薪ストーブが活躍します。

 氷点下30度の旧満州で、暖炉の何ともいえない暖かさが忘れられないという前住職の願いで、1988年にダイニングキッチンに設置しました。父と私は、ゆらめく炎を見ながらウイスキーのお湯割りを飲むのが好きでした。この薪ストーブがなければ、父と子の対話が出来ていただろうかと、今思うことがあります。

 10月中旬から5月中旬までほぼ7ヵ月間、朝5時すぎから夜まで燃やしています。外が氷点下でも、余熱で、朝は17、8度くらいを保っています。寒がりのネコたちも快適です。
 15畳のダイニングキッチンに設置しています。空気の取り入れ口の調整で、ある程度の温度調整ができるのですが、暑すぎる時は、隣接する15畳の客間、8畳の居間の戸を開け閉めして温度調整しています。

 果樹地帯ですから、おかげさまで梨など良質な薪の入手には事欠きません。2009年は、日ごろお願いしていた果樹農家から一挙に集まって、この1年で10年分の薪が集まりました。・・・本当に疲れました。
 以前、子供会に参加していた金子千春クン(27歳)が、2月から10月まで、仕事の休みのたびに協力してくれました。それがなかったら、処理に5年はかかったと思います。
 運んで切って割って積む。機械力があるとはいっても、かなり重労働です。体力の衰えを感じて、2007年に、思い切って「薪割り機」を購入しました。今まで斧で3週間以上かかった作業が、たったの1時間。まさに「目からウロコ」でした。
 15年使っていたエンジン・チェーンソーがパワー不足のため、営林署が使っていた中古のチェーンソーを購入し、パワーアップ。 刃の目立てに自信がついたので、さらに枝切り用の小型と、高排気量の大型チェーンソーを購入(2009) しました。

 近くの電気屋さんで、空気循環のシーリングファンを発見。早速設置してもらったら、天井と床の温度差が2度になり、その効果にビックリしました。
 妻は、私を、晩酌さえさせとけば「タダ働き」をするものと思い、朝起きれば、すでに暖かく薪ストーブが燃えているのが当たり前であって、ストーブは無料の「洗濯物乾燥機」だと思ってますが・・・。

 農村地帯、450戸ほどのこの地区で、7戸に煙突があります。川の向こうにも2戸あって、この数年でかなりの普及率です。     

薪の使用量  2014年

 朝夕少し肌寒いと(妻が)感じられる10月初旬から、5月の下旬まで、7か月半焚いています。もちろん日中暖かいときは朝と夜だけ。10月下旬から4月一杯は、いわゆる「一夜焚き」で、ストーブが半年以上冷えることはありません。
 今日(5月12日)の新潟の最高気温は27度でした。5月にしては全国的に暑く、車ではエアコンをつけて走っていましたが、夕方6時を過ぎるとストーブに火が入っています。(煙突の煙が見えなくなってからというわけです)

 そのような使い方をしてどのくらい薪が必要かというと、この5年の平均値で年間軽トラック25台〜30台というところです。焚きつけ用として松、杉、ぶどうの木が1割。 梨、柿が7割。 ケヤキ、樫などが2割というところでしょうか。

 20年以上前から、果樹農家30数軒に間伐材のお願いをしていたところ、7、8年前からそれ以外の農家からもいただくことが多くなりました。「野焼き禁止」が厳しくなったからです。(新潟市は、5年以下の懲役、1000万以下の罰金とか?) 加えて生産者が高齢化して、すべて伐採という畑が毎年あります。
 樹木を伐採した業者がそのまま持ち込むこともあります。(下のケヤキ) 焼却処分にもお金がかかりますから。 ということで、この7、8年は毎年軽トラ50台、供給過剰が続いています。


六角やすり
 2014年 春

 薪ストーブに本格的に取り組むには、チェーンソーと巻割り機が必需品。そのチェーンソーは目立てが「いのち」といわれます。

 10数年、目立てに苦心してきました。ところが昨年春に、PFERD(ペフォード)六角やすり ダブルベベルを知りました。丸やすりが常識なのに平やすりで、しかも逆方向から目立てをするとは、とても信じられなかったのです。

 2014年の春シーズンになって、ようやく平やすりの目立てに慣れ、自信を持てたころに、駐車場に直径60cm以上ののケヤキが大量に運ばれてきました。
 正直あせりましたが、意外に簡単に玉切りできて切れ味にびっくりしました(写真上)近所の庭師さんが、ケヤキの切り口を見て、「ウチのチェーンソーよりよく切れている」といわれ、プロの業者さんにこの平やすりを紹介しました。

 丸やすりで10年以上目立てをして、「新品と同程度とまではいわないが、新品の8割程度の切れ味」と言ってました。今は「新品のソーチェーンとほぼ同程度」といえるほどの目立てができていると自負しています。
 目立ての後に手のひらで撫でると、新品の刃のように、手のひらの薄皮がチリチリと切れる感じでよくわかります。
 目立てに苦心されている方は、「平ヤスリでのチェーンソー目立て」などで検索してください。世の中には凄い方がいらっしゃいます。
 



 
極太と格闘 】 20015年 春

 28年目で最大の太さの大木が持ち込まれました。根元の直径が 120 pもありました。先端の細い方から玉切りにしてきて、最後の3つ分(140 p ほど)が大変でした。

 持っている一番長いチェーンソー(写真)のバーが 48 p。両側から切っても届きません。友人の棟梁が「大型のチェーンソーをいつでも持って行け」と言ってくれましたが、それは最後の手段として、楽しみながらやってみることにしました。

 バームクーヘンをナイフで切って食べるように、48 p 以内で切り取ることを繰り返し、意外にかんたんに薪小屋に納まりました。去年のケヤキより楽だったナー。

 写真の左側に写っている直径 40 p のケヤキくらいがちょうどいいのに、タダで、しかも運んでもらっているから、わがままは言えません。



エンジン不調 2016年 春

 昨年秋から今年の春までに運び込まれた、いや、運んでいただいた薪の玉切りを、4月10日から始めました。

 駐車場と本堂裏には、梨が大半、それにぶどう、柿が山積みになっています。
 一番太いケヤキが直径55pほど。ところが、この大事な時に20インチのチェンソーが起動できず(あまり使っていなかったからなー)、やむなく16インチのチェンソーでぐるりを回しながら切りました。






 そういえば、1週間前に草払い機を使おうと思ったら、これも起動せず、疲れてあきらめてしまいました。
 
 ネットで検索をしてみました。世の中にはいらっしゃるんですね、困っている人と、それを親切に教える人が。
 You Tube の動画にありました。 翌朝、チェンソーと草払い機@(写真奥)は一発で起動しました。

 問題は、草払い機A(写真中央)です。起動はするものの回転数を上げるとエンジンが止まってしまう、いわゆる「ふけない」という現象で、3年前から廃品回収車がやってくると、持って行ってもらおうかと思っていた代物です。
 何とか思いとどまったのは、この草払い機の方が、新しく、しかも高価なものだったからです。

 You Tubeのよると、「ふけない」という現象は、高回転時に必要な燃料がエンジンにいかないからだとあります。そんなことは百も承知ですから、3年前には、燃料フィルターの掃除をしてみましたがダメでした。

 そうすると、燃料チューブのつまりか、最終的にキャブレターの分解掃除までしなければならないのか・・・。
ほかの2台を起動するために、またこの「ふけない」状態のエンジンを復旧させるための大きなヒントになったのが「キャブクリーナー」の活用でした。
 運転中にキャブレター内にクリーナーを注入。 また燃料タンクにもクリーナを注入して、低速でエンジンをかけっぱなしにしておきました。そうしたら、エンジンをギンギンに回しても止まることはなくなりました。どこか詰まっていたんですね。

「キャブクリーナー」の威力、すごいですね。 「堀越畳店」さま、ご教授ありがとうございました。




 【今春の薪は・・・ 】 2017年5月


 年末から3月下旬にかけて、7軒の果樹農家から梨とブドウの太い部分が本堂の裏に大量に持ち込まれ、(訂正)運んでいただきました。


 これは梨の木。
毎年、間伐、品種変更などにより伐採されます。

 1反の梨畑に1〜2本としても、多くの果樹園から集まれば相当な量になります。
 薪の質としては、この辺で手に入る「ケヤキ、サクラ、カシ」に次いで堅く火持ちのよい材質といえます。




 



 これはブドウ。伐採後1カ月でゼリー状の樹液が出て、乾燥が始まります。材質は柔らかく、一見薪には不向きと思われがちですが、直径10p〜30pのものは、しっかりとオキが出来てかなり部屋が暖まります。

 10p以下のものは、場所があれば積んでおいて焚き付けにします。
残りは内緒で焼却処分です。









ホクホクしていたところ、4t車に40p〜20pの手ごろなナラの木が10本ほど届きました。クレーン車を扱う業者さんからです。

 さらに、川むこうの造園業者さんから、「オタクに丁度いい太さの木があるから、そのうち持っていくよ」と電話がありました。(上の写真、2014、2015、2016年の大木を運び込んでくれた業者さんです)

 「丁度いい太さ」ってどういう意味だ? と思って件の業者さんの材木置き場を見てきたら、あったあった、直径1mほどの丸太が数本転がっていました。
 40pまでの手ごろな丸太は他に振り向けて、薪割り機と大きなチェンソーがなければ扱えない太いものだけを持ってくるということでした。(ヤレヤレ・・・、イエ、ありがとうございます)

 今年は副業が忙しくて(失礼、住職が本職でした)、仕事始めが5月20日過ぎになりそうです。

 ナラの奥にも梨の木が、これは隣の加茂市から・・・。分けて欲しいと言っていた柏崎市のご住職は、お忙しいのかまだ取りにおいでになりません。




応援が来た!     2017.5月下旬


 例年4月初旬から作業を始めていたのに、今年はどういうわけか忙しく、まったく手付かずの状態で、もう5月の下旬。
 これでは6月末までには絶対片付かないと思っていたところに、京都から二男が帰って来ました。

 どうやら家内がコッソリ電話したようです。さすが庭師のバイトをしているだけあって、いつの間にか前庭と裏庭の庭木の剪定がしてありました。

 チェンソーは使ったことはないとのことでしたが、要領を教えると巧みに玉切りしていきます。チェンソーを丸太に挟み込まないように、くさびを打ち込みながら・・・。ムム、こっちは10年もかかって会得したというのに。

 (ちなみに長男は、丸ノコとか、チェンソー、草払い機などの刃物は大の苦手です)

 ナラの木の後に持ち込まれた直径60〜90pほどのエノキ(?)4本は、2時間もかからずに玉切り終了。まだ重いので、15キロ程度の大きさに割ってから巻置き場に積み上げます。

 以前はすぐ使えるような大きさに割ってから積み上げました。たぶんこの薪をストーブで燃やすのは、12〜15年後先になりますから、乾燥不足は考えずに、積み上げ、運搬に手間がかからない方法です。
 ストーブのある部屋に隣接する小屋の中で、朝5分ほど薪割り機で割れば、1日分以上の薪が得られます。

 2週間前に中央区のお寺で知り合ったSさんから、自分で玉切りして2トン車で運ぶから分けて欲しいとメールがありました。さきほど見に行ったら、全部切ってしまうような勢いでしたから、ストップをかけました。
 駐車場にある残ったナラの木と梨の木で、2トン車1台分はあると思います。待っています。