「伝道掲示」集


                                          【伝道掲示94

いつか いいことが出来ると思っているのか

 明日死ぬかも知れないのに(毎田周一)

 

 

今日 私の口から出た言葉の大部分は 言い訳である

 

 

手を合わす 後姿を 孫がまね

 

 

特別にいいことは出来なくとも

  せめて人の心を傷つけないよう つとめなさい《不殺生戒》

 

 

一期一会 一日一日がサヨウナラ

 その時その時が サヨウナラ 一日一日を大切に(堀 松枝)

 

 

人間は その欲望に従って 次々と神をつくりあげる

 しかし それは都合とともに消えていく (佐竹 通)

 

 

どんなに厚い雲がたれこめていようとも

雲の上は明るい太陽が照らしている

 

 

こうしてもらいたい ああなってほしい

 自分勝手なはからい 結局間に合いません

 

 

怒れば地獄 むさぼれば餓鬼道

恥を知らぬは畜生道 私の歩いて来た道だった 

 

 

親になることはたやすいが 親であることは難しい(金子大栄)

 

 

樹木は 風雪の中に

 他人に見せたくない自分のあるがままの裸をさらす 

          一言も弁解しないで(相田みつお)

 

 

うばい合えば足らぬ 分け合えばあまる

 うばう合えば憎しみ 分け合えば安らぎ (同)

 

 

「この花は俺が咲かせたんだ」

土の肥料は そんな自己顕示をしない (同)

 

 

うそは言わないと

 心に決めて又うそを言う 虚栄心か利己心か

 

 

生まれかわり 死にかわり

    永遠のいのちを受け継いで

    いま自分の番を生きている(相田みつお)

 

 

いいことは おかげさま 悪いことは身から出たさび (同)

 

 

自分のものさしで

 全てをはかって良し悪しを決める 人間なんて勝手なもの

 

 

自分の思うようには なかなかならぬ しかし なるようには 必ず成る

 

 

何が一番欲しい あれもこれもじゃだめだよ

 ただひとつ 的を絞っていってみな  (相田みつお) 

 

 

人間追いつめられて 初めて本音をはく

 その時 どんな本音をはくか それが大事 (同)

 

 

その人には嘘が言えない

 その人はあなたの大事なほとけさま(同)

 

 

花はただ咲いて ただ散っていく ただになれない人間の私(同)

 

 

得意の時は有頂天 失意の時はゲンナリ

 そんな私でも仏さまはちゃんと生かしてくれるんですね(同)

 

 

どうもがいても駄目なときがある

 本当に目をひらくのはその時だ (同)

 

 

今にして知りて悲しも父母の

 我れにいだきしその片思い(「新潟日報」紙)

 

 

言い訳をしないで だまって批判に耐えるとき

 あなたの眼の色が深くなり いのちの根が深くなる(相田みつお)

 

 

涙をこらえて悲しみに耐えるとき

 あなたの眼の色が深くなり

    いのちの根が深くなる  (同)

 

 

他人が知ってくれぬという

 いまだかつて自分をすら知ったものがあるのか(八木重吉)

 

 

罪の身を 蚊にも喰わせぬ 凡夫かな (句仏上人)

 

 

しらじらと明けそめしけさの静けさに

 生かされている喜びを知る (花岡大学)

 

 

生かされてあるとも知らずおろかにも

 われ反抗す大いなるみ手に(九条武子)

 

 

帰るところがあるので

 待っているひとがいるので

 安心して外で遊んでいられる(広沢憲隆)

 

 

つまづいたって いいじゃないか 人間だもの (相田みつお)

 

 

そのうち そのうち 弁解しながら日が暮れる

 いま来たこの道帰れない(同) 

 

 

あんなに世話してやったのに 「のに」がつくと愚痴が出る(同)

 

 

収穫期 終る手のひら 指のはら

 

 

頭のてっぺんから 足の先まで

 身にしみて生かされていることがわかっているのに

 

 

早雲の 流るるごとく我が命

 永遠(とわ)のいのちの中を流るる(藤原彰恩)

 

 

何れにも 行くべき道の絶えたれば

 口割り給う 南無阿弥陀仏(同)

 

 

生きものは 生かしめ給う 死ぬものは 死なしめ給う

          われに手もなし 南無阿弥陀仏(同)

 

 

見えそうで見えないものは 自分の短所 自分の欠点(浄円寺)

 

 

あなたの依()りどころ 当てになりますか

 

 

私の信心は 雪だるま  おてんとうさまが出れば すぐとける

  おてんとうさまがご信心(浅原才一)

 

 

よく生きるとは 今はよくないと 気付かせていただくことである

                    (京都中島郡詰所)

 

 

生まれるのは 万人大体同じ 死にざまは 百人百様(京都堀川病院長)

 

 

死は生をおびやかしつつも 生の真相をうつす鏡となる(草間法照)

 

 

人はそれぞれ重荷を負うて生きている お前ひとりではない

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