「伝道掲示」集
                                      伝道掲示00

【2000年】

肉眼は 他の非がみえる
仏眼は 自己の非に目覚める   (川瀬和敬)




一生かかって 夫婦になる




うそを聞いて喜んで 本当聞いて腹立てた




あなたをたすけているはたらきを ほとけといいます




思いださば 呼んでくれなん母の名を
六字の み名に 変わりてぞ生く (白野チエ)






あさなあさな 仏とともにおき
ゆうなゆうな 仏をいだきてふす  (安心決定鈔)





人間に生まるることを よろこぶべし (念仏法語)






地獄はどこにあるのではない
自分がつくって自分が堕(お)ちるところ





偽物の中で生きると 本物がわからなくなる






口癖に忙しいとのみぞあけくれの心にひびく何ひとつなく
                (詩人 吉野秀雄)





それでよいのか





うそくらべ 死にたがる婆 止める嫁





死ぬことは生きることの一部なんだ (米映画より)





カラのバケツほど 大きな音をたてる





死を問いとして確かなる生を 見出す道を仏道という
                   (金子大栄)





どうにもならんことは そっとそのままにしておく
                    (榎本栄一)





弥陀仏は自然(じねん)の よう(要)
       しらせんりょう(料)なり
(末燈抄)







道のべの小石一つも世の中に欠くべからずものとし思う






紅梅や 迷いし道も 無駄ならず








見てござる







捨てれば浮かぶものを つかんで沈む人間の愚かさ








人間二度死にます まず死んだとき
      それから忘れられたとき
             (放送作家 永 六輔)









信じられていないなら
愛されていないなら
尊ばれていないなら
今こうして生きていられる筈がない

                   (元 大谷大学学長 広瀬 杲)









不満の因(たね)は 自分の欲









お念仏は自分で聞くために称えるのだ (藤代聰麿)









いいよ いいよ (谷内正遠 木版画より)







恥かく 汗かく 頭かく
 人間が人間らしく生きるため(松任市 松本梶丸 祖母)







名利(みょうり)につかわれて閑(しず)かなる暇(いとま)なく一生を苦しむるこそ愚かなれ (徒然草 吉田兼好)







前人木を植えて 後人涼を得 (三条東別院の掲示板より)








死者たちよ安らかに眠らないでください
石棺を破って立ち上がり
飽食の惰眠に忘却する
生きている亡者をはげしくゆすって
呼びさましてください   (原爆詩人 栗原貞子)







喜びも悲しみも生きてる証(あかし)






生きるということは他者を傷つけていくことだ
                 (作家 森村誠一)





被害は心に長く刻まれ、

加害は簡単に忘れる    (作家 森村誠一)







聞いてござる







いのちは平等というが
食べられるために生まれた
いのちはない        (珠洲市 涛 了恵)








恵まれた衣食住では人間は救われない

聞法して生まれた意義をみつけて救われる







腹立たば鏡をだして顔を見よ
鬼の顔がただで見られる







叱られて心を改める者はない
同情の涙によって人は改心する







おかげさまで(女子マラソンで金メダルをもらっての
             インタビューで 高橋尚子)






本当に自分ばかり損をしていると
ぼやく人の多いこと多いこと






ともかくもあなたまかせの年の暮れ(一茶)







生は偶然であるが、死は必然である(金子大栄)






正月は冥土の旅の一里塚めでたくもありめでたくもなし
                    (一休)







健康な宗教とは万人を救うものである(和田 稠)







偉い学者ほど人智の小なることを感ずるもの
                   (ふじいろとう)

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