「伝道掲示」集

【伝道掲示01】

【2001年】

もう悪口をいうのはやめよう
私の口から出たことばを
いちばん近くで聞くのは
私の耳なのだから     (星野富弘)







まかぬ種は生えない






人は人 人は人 
我は我 されど仲よし  (武者小路実篤)






本来無一物  (唐代の禅僧 慧能)






飯を食うのではない
ご飯をいただくのです





火の車つくる大工はなけれども
(おの)がつくりて
己が乗りゆく      (蓮如上人)








宇宙の不思議な法則
それには頭が下がるばかりである
            (アインシュタイン)







猫に小判というが
あわれ人間は
その小判に目がくらむ







いいこといっぱいあるのに
忘れてしまうんだ






親があっても 子は育つ (坂口安吾)








【妻】

ひょっとしてこれは
私のために
生れてきてくれた女ではなかったか
あまり身近にいるので
気がつかなかったが     (東井義雄)






この世にもし
無限ということが
ただ一つ存在するならば
それは欲望である









いのちは私のものではない
いのちはいのちのものであり
尊いものだという発見
それが仏教









子どもは 親の言うようには育たない
親のやるように育つ







わしがナムなら
あなたはアミダ
わしとあなたで ナムアミダブツ






おかげさまで
あの相(すがた)こそ私の相








自己を深くみつめる人ほど
自己の罪悪を知る   (哲学者・西田幾太郎)








受けとめる大地のありて椿落つ(武内洞達)







阿弥陀さまとは いやしい虫よ
どんな業でも かみくだく  (名古屋同行)









罪悪深重とは
如来さまから命名された
私の実名です







足るを知る心を失った者
それを餓鬼という
恥ずべし痛むべし     (鶴峰寂章)







しあわせは
いつも自分のこころがきめる  (みつを)







生に保障はなく 死に予告はない






老いとは 心が豊かになること  (柴田秀昭)






病気になっても 病人になるな (藤元正樹)





鉄鉢
(てつぱつ)に 明日の米あり夕涼(良寛)






他人の悪口はおもしろい
なぜなら自分だけは違うと思っているからだ





パチンコしながら
バナナ食べてるおっちゃん
中身捨てて
バナナの皮食べとった  (大阪・小学生)







方一(ほういちじょう)のみずすまし
何処(いずこ)より来たりて
何処(いずこ)へ往かんと問うたらば
ヘイ まことに忙しゅうおましてな






身をけずり 人をば救うすりこぎの
この味知れる人ぞ尊き      (道歌)








二本ある手のどちらかは
誰かのために使えるように  (永 忠順)







【大漁】
朝焼け小焼けだ大漁だ
おおばいわしの大漁だ
浜は祭りのようだけど
海の中では何万の
いわしのとむらいするだろう(金子みすゞ)







【草と土
かあさん知らぬ草の子を
いく千万の草の子を
土はひとりで育てます
草が青々繁ったら
土はかくれてしまうのに (金子みすゞ)







【すずと小鳥とそれから私】
私が両手をひろげても
お空はちっともとべないが
とべる小鳥はわたしのように
地面(じべた)をはやく走れない

私がからだをゆすっても
きれいな音はでないけど
あの鳴るすずはわたしのように
たくさんなうたはしらないよ
すずと小鳥とそれからわたし
みんなちがってみんないい (金子みすゞ)









嬉しさを二倍に出来る半分こ(41歳主婦)







【誕生日】
私は母と一緒に過ごします
誕生日というのは
自分が祝ったり
祝われたりする日ではありません
お母さんに感謝する日です
母と食事するなり
いなければお墓に行くなり
母を考えて過ごす日です(映画評論家 淀川長治)








おい若いの
仕事しろなんて誰も言わないから
返事だけは大きな声でしろよな
返事だけは       (職人の親方)









とる年もあなた任せぞ雪仏(一茶)









【大悲無倦常照我(身)】
いま生かされ続けているんだよ
いま愛され続けているんだよ
ただそのことに気付いていないだけなんだ








そのうちそのうち
べんかいしながら日がくれる  (みつを)







大人と子供の断絶は
あなたは学ぶ側
私はそれを済ませた側という
意識から
生ずる場合が多い (灰谷けんじろう)

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