「伝道掲示」集

                                     【伝道掲示03】

【2003年】


寒いねっていったら
ほんとうに寒いねって言ってくれた
あたたかさ






うばいあえば足らぬ
わけ合えばあまる
うばい合えば憎しみ
わけ合えば安らぎ    (相田みつを)





遺産なき
母が唯一のものとして
のこしてゆく死を
子らよ受けとれ     (岡本かの子)








 受身

ころぶ練習
負ける練習
恥をさらす練習 (相田みつを)








「私は嘘をついたことがない」
 のセリフで
 嘘つき大会で優勝した







今より若くなることはない(西洋の格言)






名ばかりの門徒
形ばかりの僧侶







こちらから月を見ているのと
月から見られているのとは大違い








神仏にご利益だけを求めていると
ほんとうの仏さまにあえないかも







現代社会に宗教が抜け
宗教に現代社会が抜けている








賢を見ては斉しからんことを思い

不賢を見ては内に自ら省みる(論語)






手をついて頭の下がらぬ蛙かな







小さな花や大きな花
一つとして同じものはないから
bPにならなくていい
もともと特別なOnly one   (歌・SMAP)








兵戈無用

軍隊も兵器も用いることがない
平和な世界を
            (釈尊「無量寿経」)








ちちをかえせ ははをかえせ
としよりをかえせ
こどもをかえせ
わたしをかえせ わたしにつながる
にんげんをかえせ
にんげんの にんげんのよのあるかぎり
くずれぬへいわを
へいわをかえせ
       『原爆詩集』峠 三吉









魚どもや桶とも知らず夕涼み(一茶)







罪の身を蚊にも喰わせぬ凡夫かな(句仏上人)

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