伝道掲示集

                                     【伝道掲示05】

【2005年】

タイ (ああしたい、こうしたい)
タラ (もしあのとき、こうしていたら)
ブリ (知ったかぶり)では
お浄土はいただけない  (三条別院報恩講で 佐野明弘)



春立つや 愚の上に又 愚にかへる    (小林一茶)


人は仏を鑑(かがみ)として人となる
仏は人を鑑として仏になる          (曽我量深)




    仏さまは こつねんと
    両手の中から お生まれになる

    十本の指がすき間なく
    一つに合わされたとき
    仏さまは
    音もなく お生まれになる

    二つの心と心にひびく
    一つの声から
    ひかりのようにゆれて 
    お生まれになる


亡き人に対し「安らかにお眠りください」と
祈る人間が 眠れないで 
忙しい生活に悩んでいる    (湯浅成幸)



他人と過去は 変えられないが
自分と未来は 変えられる



道徳 いくつになるぞ 
道徳 念仏もうさるべし   (蓮如上人)



足ることを知らなければ  安らぎは永遠に得られない


狭い日本  そんなに急いでどこへ行く


浄土もろうて 娑婆にいる     (浅原才一)


だれにも愛されず だれにも必要とされない
そういう心のいたみ
これが人間にとって一番つらいことです   (マザー テレサ)



国のために命をささげたのか  それとも
国のせいで 命を絶たれたのか



核兵器を作ったのは人間  戦争を起こすのも人間
だから これをなくしていくのも人間だ



  人間というものは
  自分の容貌が醜いのも知らないし
  心が愚かなことも知らない

  芸が下手であることも知らないし
  自分がたいした人間でないことも知らない

  年をとっていることもしらない
  修行が足りないことも知らない

  自分の欠点を知らないから
  まして人が自分についてたてている悪評も知らない

  容貌をあらためよ  などとは言わない
  なぜ どのように対処したらよいのか考えないのだろうか
                                 (吉田兼好)

本当の幸せって  いま生きているということだ


人間は行き続ける  死さえ糧にして
            (スティーブン・スピルバーグ  映画『宇宙戦争』より)


他人には嘘をついても 自分には嘘をつけないということがある
                                     ( 安田理深 )


誰か我を 思う存分叱りつくる人あれと思う  何の心ぞ   ( 石川啄木 )


・人生 アミダくじと同じです。
 あっちへぶつかり、こっちへぶつかりして、曲がり曲がっても
 いずれどこかに出ます。 行き止まりはありません
                      

・今の若い人は、一寸先は闇というけど
  私の一寸先は バラ色です
                        (105歳 翁 )


・人はみな ひとりでは 生きてゆけないものだから
                        (中村雅俊 歌 「ふれあい」)


世の中に わが物とては なかりけり
 身をも土に 返すべければ


阿弥陀様の眼で 世の中を見れば 何も困ることはない
 自分の眼で 世の中を見ると 行きづまる         (高松信英)


・いくら長う生きても 幸せのど真ん中にいても
  おかげさまが見えなけりゃ  一生不幸   (かみどころ じゅうすけ)


「おかげさま」
         (かみどころ・じゅうすけ)

夏がきたら 冬がええといい
冬になりゃ 夏がええという
太りゃ やせたいといい
やせりゃ 太りたいという
忙しけりゃ 暇になりたいといい
暇になりゃ 忙しい方がええという
かりた傘も 雨があがればじゃま
金を持ったら 古びた女房もじゃま
所帯もったら 親さえじゃま
義理も 人情も 愛情も 両親も
肉親の情も あればこその 世の中となる
誰も彼も どこもかしこも
かさかさ かわききった あじけない このころ
衣食住は昔に比べりゃ 天国やが
上を見ては 不平不満のあけくれ
隣を眺めては グチばっかり
なんで 自分を 見つめないのか
静かに 考えてみるがええ
一体 自分てなやろうか
親のおかげ 先生のおかげ 世間のおかげ
おかげの固まりが 自分やないか
いくら長ごう生きても
幸せのド真ん中に居ても
おかげさまが 見えなけりゃ
一生 不幸


忙しい 忙しいと 「特急」人生
 途中はみんな通過 通過
 そして中身は からっぽ      (松扉哲雄)


世間にはな 鬼ばかりは住んでいませんぞ    (TBS 水戸黄門)


後悔をくり返すことができる
 だがくり返すことはできない
 人の命をくり返すことはできない
 けれどくり返さねばならない
 人の命は大事だと くり返さねばならない
 命はくり返せないと くり返さねばならない   (谷川俊太郎 詩)


・電車に乗る時 「我やさき」
  死んでゆくとき 「他人
(ひと)やさき」


楽を追えば 苦から追われ
 満足を追えば 不満から追われる


生きて苦しまず 死して悲しまず これ宗教の妙味あるところ  ( 暁烏 敏 )


いつも誰かにお世話になっている
 いつも誰かに迷惑をかけている


・人間は他に対してはうまいことが云える
  しかし自分のことになると 途方にくれるものだ   (山本周五郎 『火の杯』 )


・どんなに賢くっても
  にんげん自分の背中を見ることはできないんだからね
                                  (山本周五郎 『さぶ』 )


いのちより大切なものがわからなければ
 いのちのたいせつさは わからない       ( 曽我量深 )


何が起こるか わからないのが世の中
 何をしでかすか 分からないのが 自分